出願について


日本人でも外国人でも関係なく、入学できますか?
はい。入学試験に合格すれば、どなたでも入学できます。今まで日本人やさまざまな国籍の、学生・主婦・元会社員などさまざまなバックグラウンドを持った幅広い層の方が学んでいます。例えば、本校の日本語教師養成科には、次のような経歴の方が入学しています。
・大学(日本語学科、観光学科、経済学科、物理学科など)を卒業した人/休学中の人
・日本や海外で仕事をしていた人
・語学教師(日本語教師、英語教師など)
・ワーキングホリデーで来日した人
・日本語学校を卒業した人/卒業見込みの人

海外から出願したいのですが、出願期間はいつまでですか?
新規入国の方の出願期間は、10月1日から12月25日まで(土日、祝日を除く)です。この期間内に入学審査に合格して出願書類を提出する必要があります。

現在、家族滞在ビザを持っていますが入学できますか?
在留期限が文化外国語専門学校の在学期間以上であり、出願資格を満たしていれば入学できます。 出願書類が異なりますので、ご相談ください。なお、永住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等、定住者ビザをお持ちの方についても同様です。

日本人の身元保証人がいないと入学できませんか?
新規入国の方については、本校では入学手続きなどを行っていただくために、原則的に日本人の身元保証人が必要です。しかし、海外連絡事務所のある国の方は、学校保証制度を利用すれば日本人の身元保証人がいなくても入学することができます。なお、海外連絡事務所のない国の方や既に日本での在留資格があって日本人の身元保証人がいない方は、ご相談ください。

日本人でも外国人でも関係なく、入学できますか?
はい。入学試験に合格すれば、どなたでも入学できます。今まで日本人やさまざまな国籍の、学生・主婦・元会社員などさまざまなバックグラウンドを持った幅広い層の方が学んでいます。例えば、本校の日本語教師養成科には、次のような経歴の方が入学しています。
・大学(日本語学科、観光学科、経済学科、物理学科など)を卒業した人/休学中の人
・日本や海外で仕事をしていた人
・語学教師(日本語教師、英語教師など)
・ワーキングホリデーで来日した人
・日本語学校を卒業した人/卒業見込みの人

授業について


教育の経験がありませんが、大丈夫ですか?
すでに日本語を教えた経験があって、ブラッシュアップのために学ぶ人もいますが、過半数の人は教育未経験者です。理論を初歩から勉強し実践に結び付けるので、未経験でも1年後は日本語が教えられるようになります。

私は大学で物理を専攻しました。日本語が専門じゃなくても大丈夫でしょうか?
日本語教育文法や音声、異文化コミュニケーションなどを基礎から学べるので、大学での専攻が日本語や教育関係でなくても問題ありません。

日本語教師養成科の実習では日本語だけを使って教えなくてはいけないと聞きましたが、将来自分の国で教える時は母語を使って授業をすると思います。教え方がずいぶん違うのではないかと不安なのですが…【日本語非母語話者より】
学習者が日本語でのコミュニケーションを楽しみながら運用力を身につけられるような指導技術を習得することがこのコースの目標です。「日本語だけを使って教える」という経験によって、教室内を日本語のリアルコミュニケーションの場に設定する技術を磨くことができ、それは媒介語を使って教える場合にも役立ちます。

大学院で日本語教育を勉強するのと、日本語教師養成科で勉強するのとどう違いますか?
大学院では自分でテーマを決めて研究をして論文を書きますが、このコースでは教えるための知識と技術を身につけます。教育理論を学んだら、すぐにそれを実行してみます。つまり実践的ということです。日本語を教えるのに必要なあらゆることを1年間で勉強し、卒業した次の日から教えられるようになるという点が大学院と違うところです。

他の養成講座と何か違いがありますか?
本コースにはさまざまな言語を話し、さまざまなバックグラウンドを持つ受講生が集まっていて、常に異文化コミュニケーションや日本語と他の言語の比較をしながら学ぶことができます。そのことによって、国内外の多様な日本語教育現場で即戦力として現場に立てる指導技術や考える力を身に付けることができます。

働きながら受講できますか?
本コースは4月に入学し3月に卒業する専門学校の1コースで、平日の朝から午後3時まで対面授業があります。したがって、平日フルタイムのお仕事をされている方の受講は難しいです。アルバイトをしながら受講している人はいますが、本コースは課題が多いので、アルバイトの勤務時間が多すぎると課題の提出が間に合わないなどの支障が出ると思います。

実践研修だけを受講できますか?
本コースでは日本語教員養成課程の授業と実践研修が一体となっており、本コース養成課程で学んだ内容を踏まえて実践研修を実施します。そのため、実践研修のみの受講はできません。

卒業したら、登録日本語教員という国家資格が取れますか?
「登録日本語教員」になるには、「日本語教員試験」(「基礎試験」と「応用試験」の二部構成)に合格し、「実践研修」を修了しなければなりません。本コースを修了すると、「基礎試験」と「実践研修」が免除されます。その後、「応用試験」に合格すれば登録日本語教員になれます。ただ、この国家資格は日本国内の「認定日本語学校」で教える際に必要な資格で、海外やオンラインで教える際には必要ありません。

日本語力に自信がないのですが、大丈夫でしょうか?【日本語非母語話者より】
入学試験の合格基準は、日本語教育の参照枠のB2以上、JLPTではN2~N1程度です。自分の考えをしっかり伝えることができるコミュニケーション能力があれば、中級後半の日本語力の方でも十分学べます。また、日本語非母語話者向けの日本語科目や補習授業もあります。

外国語が話せないのですが、大丈夫でしょうか?【日本語母語話者より】
日本語教育実習の対象者は本校日本語科の学生で、国内の多くの日本語学校と同様さまざまな言語話者がいます。そのため、日本語だけを使って教える授業をするので、外国語は話せなくても問題ありません。ただ、外国語学習の経験があれば、言語教育学や学習者心理をより理解する助けになります。

あまりパソコンを使ったことがないんですが、大丈夫でしょうか?
日本語教師として働くにはパソコン操作は必須のため、本コースでは多くの課題をパソコンやタブレット端末を使ってします。したがって、ご入学までに基本的なキーボード入力(ローマ字入力)はできるように練習しておかれたほうがいいです。また、文書作成ソフト(Wordなど)やプレゼンテーションソフト(Power Pointなど)を使った教材作成課題も多いため、スマホやタブレット端末ではなくパソコンの使用を推奨しています。

進路について


留学生の先輩で、日本で日本語教師として就職できた人はいますか?【日本語非母語話者より】
はい、います。ただ、日本で日本語教師として就職するためには、高い日本語力が求められます。卒業後すぐに日本語教師になるのではなく、大学、大学院に進学してから日本語教師として就職した先輩もいます。

大学進学や大学院進学のサポートはありますか?
日本語教育関連の修士課程進学希望者がいれば、研究計画書の書き方や面接対策のサポートをしています。日本語教育以外の専攻の大学院進学や大学進学のサポートはしていません。

就職のサポートはありますか?
就職に役立つ情報や求人情報の提供のほか、適宜個人面談、履歴書添削や面接練習などのサポートをしています。

学生会館について


部屋はいつ決まりますか? また、部屋にはいつから入れますか?
部屋が決まるのは入学の約1か月前です。入館は、4月1日からです。

卒業後も部屋に住めますか?
在館期間は本学在籍期間中なので、卒業後に学生会館に住むことはできません。 文化外国語専門学校の学生会館は、新規来日する新入生のためにあることをご理解ください。

奨学金について


私費外国人留学生対象の奨学金はありますか?
学校独自の奨学金はありません。ただし、成績や出席率などの条件がありますが、以下の奨学金については、学校から案内しています。

◆独立行政法人日本学生支援機構 留学生受入れ促進プログラム(文部科学省外国人留学生学習奨励費)
奨学金申込者の中から、出席良好・成績優秀な学生を学校が選考し、独立行政法人日本学生支援機構に推薦します。在校生が対象となります。
支給額:月額48 , 000 円
支給期間:1年間(4 月~翌年3 月)
応募資格:在留資格「留学」の者、成績優秀、日本語能力試験 N2レベル以上に合格した者、私費留学生 等
詳しい情報は、独立行政法人日本学生支援機構のウェブページでご確認ください。

奨学金の募集有無などがわかるのは4月。

その他


授業が終わったあとにアルバイトはできますか?【日本語非母語話者より】
在留資格「留学」の学生がアルバイトをする場合には、必ず入国管理局から「資格外活動許可書」を取得したうえで、次の条件を守ってください。
  1. アルバイトの時間が週28時間以内であること(長期休暇中にあっては1日8時間以内)
  2. 禁止されているアルバイトではないこと
  3. 本校では新規入国の新入生は、日本の生活に慣れるため、入学後3か月を経過するまでは資格外活動を認めていません。

修了するための条件は何ですか?
「登録日本語教員養成課程」と「登録実践研修」の修了条件は以下です。
・定められた履修科目を全て履修していること。
・提出物が全て提出済みであること。
・すべての課題および試験に合格していること。
また、文化外国語専門学校の「卒業」にはさらに出席率が90%以上であるという条件が加わります。この出席率とは「登録日本語教員養成課程」「登録実践研修」以外の科目や学校行事等を含めた出席率を指します。