日本語教師になるために必要な知識と技能を修得し、世界で日本語教師の仕事に就くことを目指します。
文化庁が定める日本語教育に関する420単位時間の研修を受講できる講座です。
(文化庁届出受理番号:H29052613014)
日本語を母語としない人に、日本語や日本の文化を伝える仕事−それが日本語教師です。日本人もそうでない人も、世界で日本語教師として活躍するために必要な知識と技能を身につけられるように指導します。

教育指導の特色

Course Characteristics 01
教育理論と実践の融合を目指す、教育現場に密着した実務教育

Course Characteristics 02
日本と日本語に対する理解を深める独自のカリキュラム

Course Characteristics 03
発表、討論など学生の主体的活動を重視した教育

Course Characteristics 04
少人数クラスによる徹底した個別指導

1週間のスケジュール例

※各科目をクリックすると、カリキュラムを表示します。
  月 MON 火 TUE 水 WED 木 THU 金 FRI
1限
9:10~10:00
2限
10:10~11:00
3限
11:10~12:00
4限
13:00~13:50
5限
14:00~14:50
ホームルーム
Homeroom
★・・・日本語を母語としない人のみ  Only people whose native language is not Japanese

カリキュラム

日本語教育現場での経験豊富な講師陣による、実践力を養うための効率的なカリキュラム。

日本語の教え方 日本語に関する知識 日本文化に関する理解

日本語教育学 日本語教育の方法を学ぶ。幅広い知識と視野を持ち、状況に応じて自ら最善の方法を考えることのできる教師を育てる。
日本語教育学Ⅰ Ⅱ(通年) 様々な教授法、教材作成の方法などを学ぶ。本校日本語科の授業見学などを含む。
教科書分析(9月~10月) 各種の初級日本語教科書を教師の視点から分析する。
第1回教壇実習(6月~7月) 初級文型の導入と練習の授業を実施する。
中上級技能教材(10月~11月) 中上級の技能(読む、聞く、書く、話す)の教材を作成する。
第2回教壇実習(1月~2月) 中上級の技能教材を作成し、授業を実施する。
評価(1月~2月) 評価法について学び、初級のテストを作成する。

日本語学 日本語の仕組みについて学ぶ。教えるための知識を得ると同時に自分の日本語を客観的にみる。
文法(通年) 主に初級文型を分析し、広範囲の知識を得るとともに教える際のポイントを学ぶ。
音声(通年) 日本語の音声的特徴(音、拍、アクセント、イントネーション等)について学び、発音指導ができるようにする。

日本文化論 日本文化、日本人の考え方や行動とその背景を学ぶ。
日本文化論(通年) 「日本人のコミュニケーション」、「日本の歴史」「日本語と日本社会」、「日本語の表記」などの9つのテーマを順に学び、日本語および日本に関する理解を深める。

日本語演習 異文化理解を深めながら、語学運用力の向上を図る。
日本語演習(日本語が母語でない人のみ。通年) 主に日本事情を題材に、討論、文章表現、インタビューやアンケート調査などの活動を行うことにより、読む力、聞く力、書く力、話す力を伸ばす。CALLシステムを用い発音練習も行う。

その他
全養協日本語教師検定対策(9月~・随時) 全養協日本語教師検定合格を目指して対策を行う。
教師論特論(随時) 本校日本語科の教員がそれぞれの経験や専門分野について講義を行う。

上記以外に、日本語通訳ビジネス科の自由選択科目のうち、6時間目の授業を一部受講することができます。
さらに授業内容について詳しく知りたい方は、こちらからシラバスをご覧になれます。
掲載内容は2023年度のカリキュラム内容です。

教員メッセージ

1年後、自信を持って教壇に立つことができます。
日本語教師養成科の卒業生は、いろいろな国のさまざまな日本語教育機関で活躍しています。日本語教師になるためのあらゆることを学ぶ日々は厳しいですが、とても充実しています。1年後、あなたは自分の成長を確実に認識し、自信を持って教壇に立つことができるでしょう。

学科説明会・相談会

日本語教師養成科は学校説明会を行っています。学科担当教員による学科説明(学ぶ内容、特色、進路など)を中心に、入学に関する質問にもお答えしています。お気軽にご参加ください。