大学・大学院・専門学校に入学することを目指し、実践的カリキュラムを通して4技能をバランスよく学習します。
日本語科では世界各国から学生が集まり、それぞれの日本語力に応じたクラスで学習しています。本校が独自に作成したテキストと「読む・聞く・書く・話す」の能力を伸ばすカリキュラムによる実践的な指導法には定評があります。また、クラス担任制による学習指導や進路指導も充実しているので、日本語の学習に集中できる環境が整っています。「日本の大学や専門学校に入りたい」「日本でファッションを勉強したい」「日本の文化や習慣を学びたい」など、目的はさまざまですが、学生は皆高い意欲を持ち、お互いに刺激を与え合いながら、日本語を学んでいます。

教育指導の特色

Course Characteristics 01
専任教員を中心としたチームティーチングによるダイレクトメソッド

Course Characteristics 02
教育実践を通じて本校が独自に開発したカリキュラム、テキスト、視聴覚教材を活用した指導法

Course Characteristics 03
クラス担任制によるきめ細かい学習指導進路指導

1週間のスケジュール例

  月 MON 火 TUE 水 WED 木 THU 金 FRI
1限
9:10~10:00
会話
Japanese communication
会話
Japanese communication
テスト
Test
文法
Grammar
文法
Grammar
2限
10:10~11:00
文法
Grammar
読解
Reading
文法
Grammar
会話
Japanese communication
3限
11:10~12:00
読解
Reading
文法
Grammar
会話
Japanese communication
4限
13:00~13:50
作文
Writing
コール
CALL
作文
Writing
作文
Writing
聴解
Listening
5限
14:00~14:50
漢字
Kanji
聴解
Listening
漢字
Kanji
聴解
Listening
ホームルーム
Home room

カリキュラム

それぞれの日本語力に応じて、「読む・聞く・書く・話す」の能力を伸ばす効率的なカリキュラム
  初級
A1~A2
中級
B1~B2-1
上級
B2-2~
読む
  • 日常的によく使われる語句で書かれた簡単なテクストを読んで、内容を理解することができる。(例:学内のお知らせ、教務や先生からのメール)
  • 簡潔に書かれた資料や新聞記事などから必要な情報や要旨を読み取ることができる。
  • 文化的背景や心情など文面に表れていないことを推測しながら文章を読み、ある程度理解することができる。
  • 長く複雑なテクストにざっと目を通し、概要を理解し、自分に必要な情報を探し出すことができる。
  • 新聞などを読み、日本事情や時事問題について内容を理解できる。
  • 文学作品を読み、味わえる。
聞く
  • ゆっくりとはっきりと話された基本的な表現を使った話を聞いて理解することができる。
  • 一般的な事柄や自分の興味がある分野について、はっきりとした話し方の講義や説明を聞き、おおむね理解できる。
  • 日常的な話題に限らず様々なテーマに関する講義や発表を聞き理解できる。
書く
  • 自分自身のことや日常的な事柄について、説明したり、経験や考えを書くことができる。(例:自己紹介、自分の夢)
  • 身近な事柄や興味のある話題について、調べた情報や経験をもとにレポートや意見文、エッセイ風の文章などを書くことができる。
  • 相手に応じた適切な文体や表現を使ってメールなどでやりとりをすることができる。
  • 客観的で説得力のある論理的な意見文を書くことができる。
  • 特定のテーマに関して自分で情報を収集し、分析した上で構成を考え、レポートが書ける。
  • 論理的な長い文章を的確に要約できる。
話す
(やりとり)
  • 自分のことや日常生活について簡単に話したり、買い物や病院などの場面で必要なことを伝えたりすることができる。
  • 身近な事柄や一般的な話題について、意見を述べたり、情報を交換したりして、話し合うことができる。
  • 相手に応じた適切な表現を使って、意見や感想、雑談などのやりとりをすることができる。
  • 幅広い話題について、流暢かつ正確に自分の考えを述べたり情報を交換したり共同作業を進めるための話し合いをしたりすることができる。
  • 言いたいことが表現できないことはまずなく、相手や場に応じた適切な表現を使って、自然にコミュニケーションできる。
話す
(発表)
  • 広く自身と関わりのある事柄について、写真や実物を見せながら説明や発表をすることができる。
  • 聞き手が理解しやすいよう、要点を選ぶ、強調するなどしながら、意見を述べたり発表したりすることができる。また、容易に推測できる質問には対応することができる。
  • 自分にとって未知の情報について調べてまとめ、明確に詳しく、聞き手の印象に残るように発表することができる。また、どんな質問に対しても対応することができる。
  • 自分が興味があるテーマを設定し、仮説を立て調査・検証し、その結果についてわかりやすく詳細な記述やプレゼンテーションができる。
語彙・
表記
漢字圏
  • 母語と日本語の漢字語彙との違いを意識しながら、基本的な漢字語彙の読み、書き、使い方を身につける。
非漢字圏
  • 漢字の成り立ち、仕組みを知り、基本的な漢字語彙の読み、書き、使い方を身につける。
  • 日常的な場面で使う漢字語彙の読み、書き、使い方を身につける。
  • 日本での生活や専門学校・大学で教育を受けるにあたり不自由しない漢字語彙力を身につける。

教員メッセージ

広田周子

一人ひとりの考え方を尊重することを大切に、それぞれに合った授業を考え、学びを支援していきます。皆さんが目標を達成できるように教員・スタッフ全員で学校生活をサポートします。