※ プライバシーを守る目的により名前を表記していません。
出身
台湾

就職先・進路先
学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻→明友日本語学院→明新日本語学校(現職)

日本語母語話者ではなくても、日本で日本語教師として教壇に立つことができます。
養成科での忘れられないことは数多くありました。一番忘れられないことは、少人数という学習環境でした。この恵まれた環境で日本語教師としての知識・技術を学ぶことができました。日本語教育・日本語学に関する学問をさらに研鑽したいと思い、卒業後大学院に進学しました。在学中はなるべく多くの学会に参加し、行くたびに新たな発見がありました。大学院を修了後、日本で日本語教師として教壇に立つことができました。コロナ禍のために、よりオンライン授業での教え方をスムーズに進めるように、オンラインで日本語教師の集まりに参加し、意見交換をしました。今は、対面授業に戻っていますが、プライベートの時間で身に着けたスキルを授業で実践できています。
これから日本で日本語教師として働きたい皆さんへ:気づいた問題点は聞く前にまず自分で調べてみてください。もう一つ、私たちは元日本語学習者だったので、現在の学習者と共有できる部分が日本人教師より多いはずです。
出身
台湾

就職先・進路先
文化大学推広部、時代英日語、東呉大学大学院

日本語の面白さを知ったのはここからである。
文化外国語専門学校日本語科で勉強していたとき、あることに気づきました。それは言葉を使うことに対し、必ず何かが潜んでいるということです。「なぜこれを使うか」、「なぜこれになったのか」と、常に疑問を持ち、自分が理解や納得できなければ、その言葉を使う意欲もなくなり、いわゆる「非用」になります。
日本語教師養成科に入り、日本語の深さを探求するなかでは、単なることばや文法の勉強だけでなく、使う場面や語源、日本事情などについて多く勉強し、少しずつ頭にある謎が解けるようになりました。
このように頭にある個々の物事が全て繋がるようになった感覚は素晴らしいもので、他の人にも同じ感覚をシェアしようと思い、日本語教師という道を選びました。自分が勉学に精進していると同時に、他の人に自分の発見を教える。このような形で教えながら、自らの説明がうまくできるかということも練習の一つだと思います。
今、大学院で言語学に関して研究していますが、研究には終わりがないということがわかっていても、とても楽しんでいると思います。新しい知識を得る一方、新しい情報を分かりやすく変換し、学習者に教えるのもとても遣り甲斐があることだと思います。
出身
中国

就職先・進路先
早稲田大学大学院 日本語教育研究科

様々な目標を持つ仲間と同じ方向に向かって、互いに励まし合うことで成長できる場所。
私は大学の専門は商業貿易でした。途中で日本語教育に興味を持つようになり、大学三年生後期から独学で日本語教育に関わる専門知識を勉強し始めました。そして、大学を卒業し、専攻を日本語教育に変えて大学院に進学することを決意しました。しかし、自力でいくら頑張って専門知識を頭の中に入れようとしても、短時間で積んできた色々な知識を集約することがなかなか難しく、一回目の大学院受験も失敗して、初めての大学院進学への挑戦は終わりました。
そこで、次の年に文化外国語専門学校の日本語教師養成科に入って、とても親切な先生方と出会いました。授業で専門知識の詳しいことを非常にわかりやすく教わったのはもちろんですが、それ以外に、日本文化などの周辺分野知識もかなりおもしろく伝えてくださいました。さらに、教育実習で実際に教える機会もあって、本当に楽しみながら色々学べて、貴重な経験だったと思っています。
そのおかげで、今まで体系化されていなかった知識を頭の中できちんと整理でき、大学院の入学試験でも前よりにスムーズに答えられるようになりました。
もし日本語教育に興味を持つ方、また私と同じく、さらに専門知識を補いたい方なら、ぜひ入学について検討することをお勧めします。
出身
韓国

就職先
時事日本語学院

クラスメイトや先生方との話し合いを通じて成長できました。
教師養成科では日本語教育のほかに、歴史、地理、言語学、音声学など、実際の教育現場で役立ついろいろなことを学びました。また、2回の実習体験や、日々の発表、討論、ほかの学生との話し合いを通して、大きな自信を持つことができました。そして、卒業した年の7月から韓国の時事日本語学院の江南キャンパスに勤め、基礎の勉強が終わった学生に会話の練習を中心にコミュニケーション能力を高めるための授業をしています。
現在の私を支えているのは教師養成科での有意義な一年です。今でもB.I.Lでの毎日が一番楽しい思い出として残っています。
出身
台湾

就職先
永漢日語

日本語を教えるための基礎がしっかり身につきました。
教師養成科で、日本語教育に関する多くの知識や技術を学び、教える能力が身につき、日本語力も飛躍的に高まりました。私の視野が広がり、さまざまな角度からものごとを見られるようになったのは、先生方やクラスメイトとの意見交換が多い養成科の授業のおかげだと思っています。また、教材作成などの課題や発表、実習の後に必ず行われるフィードバックによって、どんどん成長することができました。本当に収穫いっぱいの一年でした。
出身
タイ

就職先
シーナカリンウイロート大学 人文学部日本語学科

教育実習は大変でしたが貴重な経験です。
私は、タイの国立大学で日本語主専攻・副専攻の学生に教えています。主専攻の学生には中級と上級の文法、日本の歴史や文化、日本語教授法などを教えています。また、副専攻の学生にはひら がな・カタカナから初級日本語を教えています。文化外国語専門学校の教師養成科で勉強してとてもよかったと思うことは、日本語教育学や言語学、音声学など日本語を教えるのに必要なものを全部勉強できたということです。それに先生から一方的に教わるだけではなく、他の学生との話し合いや意見交換の機会が多かったことです。そして2度の教育実習によって、教える自信が持てるようになりました。現在は教師養成科で勉強したことを自分の授業に生かして、学生を指導しています。在学中、先生方は勉強についてのことはもちろん、勉強以外のことでも親切に相談に乗ってくださいました。それだけでなく卒業後の今でも日本や日本語に関する情報を送ってくださいます。本当にBILとの絆は永遠だと思います。
出身
台湾

進学先
一橋大学大学院 日本語教育専攻

大学院での研究の土台作りができました。
大学院では専門性が問われる一方で、基本的なことを広く知っている必要もあります。日本語教育の研究を志した私にとって、教師養成科に在籍した1年間はその土台作りでした。このコースのカリキュラムは、実践的な教育指導力が鍛えられると同時に、日本語に関する知識を深めることができました。そして、養成科でのさまざまな出会いのおかげで、私の人生に新たな道が開けました。
出身
ロシア

就職先
富士日本語学校 経営

プロ教師に絶対必要な技術を多岐にわたって修得できました。
私は数年前BIL を卒業してから、ロシアへ帰り、小さな日本語学校を開くという夢を実現することができました。養成科は日本の歴史、地理、言語学などの大事な知識の他、日本語コースデザインから板書の仕方まで、プロ教師に絶対必要な技術を多岐にわたって教えていただけるところです。また、2回の実習体験とその後のフィードバックは自分の成長に本当に役に立ちました。
今は学校を経営しながら、養成科で得た貴重な知識を生かして、日本語教師をしています。これからはロシアと日本の間に橋を架ける人材を育てることに力を尽くしたいと思います。